転職で筆記試験の一般常識問題の内容と対策

中途採用の選考現場では、書類選考と面接のみで選考が進むケースがほとんどですが、応募者が多い場合や、社員の知識的な条件をある一定のレベルに合わせたい場合などは、筆記試験が行われる場合があります。

転職での筆記試験とはどういった内容のものなのか、また準備はどのようにすれば良いのでしょうか。

◆転職での筆記試験の内容について

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新卒の就職試験の場合、エントリーシートや筆記試験、SPIなど様々な選考方法を採用している企業が多くあります。転職活動においても、一般常識試験を行う企業などもありますが、新卒のそれとは内容などが違いますので、転職での筆記試験に合わせた内容で準備するようにしましょう。

では、実際にどのような筆記試験が行われているのでしょうか。それは企業によって様々ですが、多くの企業が採用している試験が適性試験です。

適性試験は、「能力適性」「性格適性」が行われ、どちらも行う企業もあれば、性格適性のみというところもあります。能力適性試験は、準備さえきちんとしておけば、ある程度の成績がおさめられますので、企業は点数そのものを見るというよりも、きちんと準備をしてきたか、という点において合否を判断しています。

◆筆記試験の準備をするには

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転職での筆記試験では、一般常識問題と適性試験問題の2つに分けて勉強すると良いでしょう。一般常識では主に計算を含めた数学、漢字の読解、時事ニュースなどについて行われる場合が多いです。

中でも計算を含めた数学の問題は、他の筆記試験はなしにして、計算・数学の試験だけを行う企業も多くあります。

計算問題は、能力適性試験でも行われるので準備はしっかりとしておくことをおすすめします。難易度が高い問題というよりも、「内容は難しくはないけれど、大人になって普段使わないがために忘れてしまっている計算式」という印象の問題がよくでます。計算問題は、数をこなせば出来るようになることが多いので、問題集などを参考に練習しておくようにしましょう。

漢字の読解は、同義語や反義語なども出やすい問題のうちの1つです。これらは、特別難しいものがでるというわけではなく、いかにスピーディーに回答を見分けられるかという作業的な能力も問われますので、問題集を利用して、回答の仕方などに慣れておくと良いでしょう。

◆転職試験の筆記試験対策用問題集を買う時のポイント

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本屋さんへ行くと、就職コーナーに就職活動で役に立つ、筆記試験の問題集などが売っています。

転職活動においても、筆記試験が行われるので、どの本も同じだろうと簡単に考えがちですが、じつは、SPI等の試験本には「新卒用」と「転職用」があることをご存知でしょうか?

新卒の筆記試験と、転職の筆記試験では、問題として出題されやすい傾向が若干違いので、問題集を購入する際には、その部分を必ずチェックして、「転職用」を選ぶようにすることをおすすめします。

計算方法をすっかり忘れているような問題にぶつかることもありますが、そういえばそんな解き方があったなぁなどと思い出しておくだけでも大きく違いますので、問題集は最後までやり込むようにしましょう。時間に余裕がある場合などは、1冊を何度もやり込むと自信も付きます。

◆実際の筆記試験を受ける時のポイント

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筆記試験は通常、時間制限性ですので、難しい問題にぶつかったら、その場で悩むのではなく、分からない問題は後回しにして、とにかく「問題数を多く解く」ことを目標に、次々チャレンジしていきましょう。

また、筆記試験はある程度「慣れ」が必要で、受け慣れている人と受け慣れていない人では、結果が大きく違います。なるべく多くの企業を訪問して、なるべく多くの経験をしておくと安心です。

性格適性試験では、中には引っ掛け問題のような問題がいくつかあります。

(例)「これまでに一度も間違った選択をしたことがない」
   「今までに一度も嘘をついたことがない」

設問の中に、「一度も~ない」「絶対に~ない」など極端な問いが出る場合があります。

これは、ライスケールと言って、答えの内容に嘘や矛盾がどのくらい含まれているかを判断する材料になります。もちろん、ライスケールが高ければ高いほど、質問の答えへの信ぴょう性などが疑われ、面接などでの返答にも説得力がなくなってします。

面接と筆記試験を同じ日に行う企業もよくあり、そういった場合は、筆記試験の結果だけで合否が決まるわけではなく、筆記試験の結果は参考程度、面接を重視している企業がほとんどです。

筆記試験がうまく解けなかったとしても落ち込むことなく、気持ちを切り替えて、筆記試験でミスした分、面接で取り返すのだという気持ちで前向きに挑むようにしましょう。

社会人になって年数が経ち、試験を受けることが久しぶりだという人も多いことでしょう。まずは「問題を早く解く」ということに慣れるためにも、問題集を買って自信が持てるまでやり込むことが大切です。

準備をしたかどうかは、転職の筆記試験において大きく差がでます。時間に余裕のあるうちから取り組むようにしましょう。