再就職手当は最短でいつもらえる?全額貰えない場合もある?

再就職手当は、退職後に新たに就職した際に支給してもらえる給付金です。1日でも早く支給してもらいたいとは誰もが思うことではないでしょうか。再就職手当は最短でいつ受給できるのでしょうか。気になる支給金額についてもチェックしてみましょう。

◆再就職手当は最短でいつもらえる?

再就職手当を支給は、もちろん、受給条件を満たした再就職が決まってからでないともらうことはできません。受給条件を満たした再就職が決まったら、ハローワークに再就職手当の申請を行いましょう。

申請後は、ハローワークから書類の不備や受給条件を満たしているかなど、細かな確認作業が行われます。確認作業後、申請が認められると登録口座に振り込まれることになります。最短でも、申請の約1か月半~2か月後かかります。言い換えると、支給されるのは、入社の1~2か月後以降になるということです。

就職した最初の頃は、正規の金額よりも低い使用期間の給与を設定している会社もあります。

再就職手当がすぐに支給されるものと予想して、生活費を確保している場合には、注意が必要です。再就職手当は支給が遅くなるということを理解しておきましょう。

再就職手当を申請する際、提出書類に不備があった場合は、再提出や訂正印などを求められることがあります。その作業が済んだ後に再度確認作業を受けることになるので、不備があるとますます支給される日は遅くなります。早く支給してほしい人は、書類の不備がないか入念にチェックすることをおすすめします。

◆支給までに時間がかかるわけは?

離職したかどうか、離職した理由は何かを確認するだけの失業手当とは異なり、再就職手当は確認作業が非常に重要なので時間がかかるとも言えます。

再就職手当は、再就職後、仕事を続ける意思があることや、企業側に1年以上の雇用予定があることなどを確かめる必要があります。したがって、きちんと仕事が続けられそうか様子を見ている期間があるというイメージで待つようにしましょう。

再就職後すぐに離職してしまうようでは、受給対象者からは外れてしまうので注意が必要です。

再就職手当の申請時の「就職」とは、研修や見習い、使用期間などの扱いでも認められます。再就職手当を少しでも早くに受け取りたい場合は、採用が決まったらすぐに申請準備を始めることをおすすめします。

◆再就職手当は全額貰えない場合がある?

再就職手当がいくら支給されるのかは、誰もが知りたいポイントではないでしょうか。そのためには、再就職手当がどのような算出方法で金額を決められているかを知る必要があります。再就職手当は、

再就職手当の額=失業保険の基本手当日額×所定給付日数の支給残日数×60%または70%

の計算式で金額がはじき出されます。

基本手当日額は、雇用保険受給資格者証に記載されているので、あらかじめ自分で金額を確認することができます。但し、基本手当日額には上限が設けられており、上限に達している場合はその額を限度とするので、基本手当日額の全額で計算してもらえるというわけではありません。

基本手当日額の上限は、5805円(60歳以上65歳未満の人は4707円)に設定されています(平成29年1月1日現在)。基本手当日額の上限は、毎年8月1日以降に更新されることがあるので、再就職手当の支給申請を行う際には、チェックするようにしましょう。

再就職が決まったら、少しでも早くに受け取りたい「再就職手当」。最短日数で支給してもらえるようにするには、申請書類に不備がないように準備することがポイントです。転職活動期間に使ったお金の穴埋めとして考えている人は、支給される金額をあらかじめチェックしておくと安心です。